2005年01月01日

海水魚飼育初心者に捧ぐ

まだまだ海水魚初心者のwakyoですが、逆に初心者ならではの間違いやすいポイントをおさえた海水魚飼育方法をまとめようと思います。

もちろん、wakyo自身もレベルアップの最中です。この特集もどんどん変更となるかもしれませんのでご了承ください。
ということで、飼育ポイント、おすすめアイテムの紹介です。


飼育ポイントその1:魚を飼うよりまずろ過バクテリアを育てる
ろ過バクテリアが繁殖していない状態で魚を入れるのは無謀です。きちっと試薬でチェックしましょう。

毎日チェック(※)していると本当にある日突然亜硝酸値が0になります。初めての時は結構感動します^^
※試薬でのチェックは実際には毎日する必要はないです(念のため)

ちなみにwakyoはテストフィッシュ絶対否定派です。
デバスズメにもちゃんと生きる権利があります。ただ丈夫で安価な魚というだけでテストフィッシュにされる身にもなってみて欲しいです。
テストフィッシュと称して亜硝酸やアンモニアたっぷりの水槽へ入れることはどうにも納得ができません。

また、生き残ってもちゃんとかわいがって最後まで飼ってあげられるのであれば良いですが・・。
どうしてもテストフィッシュを、というのなら初めからメインで飼いたいと思っていた魚をテストフィッシュにすべきです。
たとえ10万円の魚でも、100円の魚でも、同じだと思います。

我が家の水槽も、テストフィッシュを入れずに立ち上げました。
放蕩息子さんのHPで詳しく書かれていますのでここには書きませんが、他にいくらでも方法はあります。


飼育ポイントその2:バクテリアを育てるろ過方法を選択する
酸欠になりやすい外部ろ過フィルター(パワーフィルター)よりは、上部ろ過、底面ろ過がおすすめ。簡単に両者の概要を記します。

○底面ろ過
メリット:
非常に安価で済みます。また、底砂の量にもよりますが、非常に強力なろ過能力を発揮します。

デメリット:
なんと言っても物理ろ過が底砂で行うため、底砂にゴミがたまりやすいです。ただし、底面フィルター+上部ろ過または外部ろ過フィルターと連結して利用することで解決できます。

ちなみに我が家の水槽では、外部フィルターと連結して底面フィルターを回しています。外部フィルターはウールマットのみです。
また、その他の浮遊ゴミは外掛け式フィルターで除去しています。応用として、ミズタマハゼなどの底棲性ハゼを入れると底砂が綺麗に保てます。

○上部ろ過
メリット:
揚水した水がバシャバシャなるため酸素を取り込みやすく、バクテリアも繁殖しやすいのが魅力。ろ過容積に応じてろ過能力に差は出ますが、大きなものを選べば非常に強力なろ過能力を得られます。

デメリット:
サンゴなどを飼育する際に水槽上部に照明を設置するスペースが少なくなるのがデメリットのようです。魚飼育だけならさほど問題ないですね。また一流メーカー品のものは結構値が張ります^^;


飼育ポイントその3:必要以上に照明をあてない
コケが繁殖するもとです。魚だけなら長時間照明をつける必要はないし、メタハラなども必要ありません。サンゴでも一部のミドリイシやシャコガイなどを除けば強い光でなくとも飼育可能です。
また時間も8時間〜10時間も当てれば十分。照明のON/OFFでPHが大きく変動しますので注意しましょう。高いものでなくても十分なのでタイマー制御にするのが一番です。

リフジウムなどを設置する場合、海藻・海草の種類にもよりますが時間を長めにしたり、夜間につけるなど工夫が必要です。


飼育ポイントその4:淀みのない水流を心がける
サンゴ飼育に限らず、水槽内に淀みがあるとデトリタス(残餌などが底砂にたまったもの)がたまりやすく、なにかの拍子にデトリタスを巻き上げることで病気が発生する可能性があります。砂はなるべく綺麗に保ちたいですね。少し前までは魚の飼育には底砂を敷かない考えが主流だったようです。

サンゴ飼育の場合は、サンゴの種類にもよりますが複雑な水流を好む種が多いようです。可能ならば複数のパワーヘッド(PH)を使うと効果的です。その際は、ナチュラルウェーブ、ウェーブマスターなどのウェーブコントローラーを利用すると良いです。
ただし、ウェーブコントローラーで間欠運転をする場合PHは耐久性の高いものを選択する必要があります(MJ、MPシリーズ)。

我が家はナチュラルウェーブですが、給餌の際には結局マスター電源を切る必要があるので給餌モードのあるウェーブマスタープロが欲しいです^^;
マスター電源を切ると、入れるのを忘れそうになります・・。ウェーブマスタープロの給餌モードは30分で自動ONになるそうです・・いいなぁ。

PHも当然のことながら熱を発生します。
あまりたくさんつけると夏場苦労するかもしれませんのでほどほどに・・^^;

また、PHの水流は直接ライブロックなどに当てないで、ガラス面に一度当てるようにしましょう。また、数多くつけるよりも水面近くの位置で強めの水流のほうが全体的に強い流れを生むようです。


飼育ポイントその5:必要以上に餌を与えない
あまりにも残ってしまうような与え方をしない。ただし、我が家の場合は残餌バスターズが活躍しているのでちょっと多めに与えます^^

普通の餌にはまずリンが含まれています(※)から、たくさん残ればそれだけリンの蓄積のもとですから、当然コケの発生につながります。
※リンは生物の成長に不可欠ですので含まれています


おすすめアイテムその1:浮遊するゴミに効果的
サーフェーススキマーは非常におすすめです。パワーヘッドなどと連結して油膜防止に利用するのですが、我が家では外掛けフィルターも追加しています。サーフェーススキマー→パワーヘッド→外掛けフィルター(ウールマット+活性炭)で循環するため油膜防止だけでなく浮遊ゴミがすべてウールマットで取れるので非常に便利です。
デメリットは、でかい、の一言に尽きます。とにかく邪魔です^^;


おすすめアイテムその2:白点病予防に効果的
ヨウ素殺菌カプセルです。パワーヘッドにつけるだけで白点予防(※)に効果があります。サンゴなど無脊椎にも無害です。紫外線殺菌灯の場合高価なだけでなく、大き目のW数のものでないと効果が薄いという話を聞きます。また、立ち上げ後間もない場合はろ過バクテリアまで殺してしまうので設置をしないほうが良いという方もいます。
なんにしても、低価格で効果があるのでおすすめです(殺菌筒は殺菌灯の10分の1くらいの価格で購入できます)。
※我が家のスミレが白点にかかったときも、設置後数日で治まったことがあります


おすすめアイテムその3:還元ろ過
活性底面BOXです。ご存知の方も多いかと思いますが、海水館さんで考案された硝酸塩を無害な窒素に還元することが可能です。設置するだけで、硝酸塩がずっと0のままですし、サンゴなど無脊椎にも全く無害です。価格も非常にリーズナブルです。
我が家のろ過方式は底面式ですが、活性底面BOXを併用するため硝酸塩の蓄積がなくサンゴもとても順調に成長しています。


とりあえず以上ですが、まだまだ今後追加していきます。


最後に・・
本特集は基本的に私の経験に基づいた話ですが、参考にされる場合はあくまで自己責任でお願いいたしますm(__)m
posted by wakyo at 00:00 | TrackBack(0) | 初心者向け海水魚飼育 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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